#ばぶっく
もしかしたら弾かれたかもしれないので2回目送ります。
世にも奇妙な「世界死」大全
遠海 総一 著
彩図社 刊
「歴史上様々な場面で語られる英雄的な死や悲劇的な死。しかしその他にも、一筋縄ではいかぬ衝撃的な「死」が溢れています。
知名度度外視、出典付きでひたすら200人以上の「死」を収録した、「生」を見つめ直す本。」(著者のTwitterより)
悪魔とみなされたナイル川のカバと戦って亡くなったエジプト初代ファラオから、婦人参政権アピールのために当時のイギリス王の馬に近づいたらはねられて亡くなった女性まで、様々な死に様だけを淡々とした筆致で綴った本です。
死を思うことで生の尊さを知る…なんて大袈裟な捉え方じゃなくても、人間意外とあっさり亡くなるんだなあと思うことで、今をちょっとだけ懸命に生きてみようかなと思えます。
普通に読み物としても面白くて、偉人が意外な亡くなり方をしているのを知ることもできます。
あのロシアの文豪、奥さんと折り合いが悪くなって逃げた先の駅舎で亡くなったのか……