遅ればせながら、楽しみにしていた繪子さんの『愛していると言ってくれ』読了しました。
話の中心となる作り込まれた異能の設定、綴られる世界と景色の美しさ。蜜事の中にも感じる彼ららしさ。最後まで読者にも教えてくれない感情。
どの世界線も好きでしたが、中也が深海の底で眠るというのがとても引き込まれました。確かに彼しかできない事です。ゾッとするほど彼は闇の中で赤い光を纏って眠って静かに眠るのだろうなと思いました。そして、それを迎えに行き、触れずに地上へと返す太宰さんの感情も好きでした。
一つの作品として読了後に余韻に包まれるとても素晴らしいお話でした。
私事ですが、繪子さんの綴られる文章の温度感といいますか、雰囲気がとても好きなんです。アレキサンドライト等、繪子さんの作品の世界にグッと引き込まれ、読了後には「す、すごい作品を読んでしまった…(語彙力の喪失)」とその世界に浸りきる。今作も、とても魅了されました。
今作もとても素敵な作品をありがとうございました。
これからも楽しく創作活動なされて下さいませ🥰💐👏