(ねえありすくん、ねえねえ、おきてよー)
どこかから呼びかけられる気がした。耳のあたりが湿っぽく感じて、時々ふー、と息を吹きかけられる。とても気持ちが良かった。部屋の空気は冷えているから暖かい布団の中でもっと寝ていたい......せっかく良い夢を見ている途中だったから、もう一度......
「ねえ、ありすくん、ねえってば、朝だよー」
あれおかしいな、これはクラスの隣の席の、声?耳元?朝?
「ねえ気付いているでしょ、ねえねえ」
これは夢、じゃない?
「もう、はやく起きないとー、えい!」
布団をいきなり剥がされた、嗚呼!寒すぎる!いやしかし僕の部屋の中にいるのは誰なんだろう、眼をそっと開けると、そこには、え、ええ、マジでなんで。
「ありすくん起きた?おはよう、よく眠れた?」
「どうして、君が?」
「どうしてって...だって最近学校遅刻ばっかりじゃん、だから見に来たのありすくんの友達ですって言って部屋の中に入って、そしたらありすくんまだ起きてなかったからね、びっくりした?」
「いや、その」
「あーでも起こしちゃダメなタイミングだったかな♡」
「あ」
「フフフ、ありすくん、かわいい」
(注)マシュマロ利用規約禁止事項に該当する恐れがあるためストーリーはここで打ち切り