一重まぶたで、そのことをコンプレックスに感じている方、またはルッキズムに関心のある方に質問です。
私は「みんな違ってみんな美しい」という昨今のエンパワメントを信じたいと思う一方で、その美しさ、ほんとに一重まぶたにも適用されてんの?そもそも一重の存在を美容業界はどう考えてんの?と、くさくさしてしまうことがあります。
私はラインもシャドウも塗ったそばからまぶたの奥へスッ…と吸い込まれてしまう、重ための一重です。
一重コンプレックスのピークは大学生の頃で、アイプチをしないと近所のコンビニにすら行けませんでしたし、何年経っても失敗しがちだったので、朝早い時はとにかく時間との戦いでした。
ただある時、朝食を抜いてまで必死に二重を作る自分に虚しさを感じてしまって、それ以来アイメイクそのものが億劫に…。
会社員になってから、最初のうちは頑張ってアイプチしていましたが、転職を機にやめました。平日は一重のまま出勤してます。
ありのままの自分を受け入れた、という前向きな理由ではなく、ほとんど諦念です。
日本の女性誌で、一重メイクはたいていコンプレックス特集でしか出てこないし、何故か二重の人がモデルで出てくる場合もあります。
一重モデルさんにしても、まぶたは薄めで、もともとの目が大きめの人であることが多く、バリエーションが少ないように感じます。
「二重こそ正義」というルッキズムを内面化してしまっている自覚はありますが、長い年月をかけて社会が作り上げてきた美の価値観を、そう簡単に蹴り破ることはできません。
みなさんはどうやって自分のコンプレックスと折り合いをつけていますか?
整形も一つの解決法だということは承知しています。もしそれ以外のご回答をお持ちの方がいましたら、お聞かせください。