昔あったとある美術展の展示作品について、長くなりますが何か御存知の方がいらっしゃったら些細なことでも教えて頂きたいです。
20年くらい前かと思います。当時まだ幼く記憶が曖昧なのですが、家族に連れられて行った美術展の作品の一つがとても奇妙なもので今でも忘れられません。それは体験型の現代アートで、暗幕が引かれた真っ暗なブースの中を体験者が一人で歩いていくというものでした。中に何があるか等は何も知らされません。一人ずつしかブース内には入れないため、子供だった私も一人でチャレンジしました。内部に照明はなく、外の明かりが漏れたりもない視界が一切利かない暗闇の中を手探りで進むのですが、お化け屋敷も苦手なタイプなので怖くて怖くて仕方ありませんでした。進んでもしばらくは何もなく、怖かったせいかかなりの距離を歩いた気がします。すると突然なにか硬い岩のようなものに突き当たりました。闇の中なので見えませんが私のお腹辺りくらいの高さの石像か何かでしょうか。てっぺん辺りを触ると冷たく、ゴルフボールのようにでこぼこしていました。
私はそこで恐怖が頂点に達し、走って引き返してブースを脱出したためそれより奥があったのか、他に何があったのかは知りません。後から入った母によると「なんかベタベタしたものがあった」とのことで、私がぶち当たったものの他にも色々あったのかもしれません。
あれはいったいなんだったのでしょうか?
今両親にこのことを訊ねても「覚えてない」と言われます。場所は恐らく群馬県内の美術館です(群馬県立近代美術館の可能性が高いですが公式サイトで過去の展示等を調べても詳しくはわかりませんでした)。問い合わせればいいのですがいい加減な記憶だし特に緊急性があるわけでもないのでちょっと…といった感じでマシュマロで質問させて頂きました。この作品を見た、体験したという方、あるいは作品名や作者について心当たりのある方いらっしゃいますか?