マシュマロちゃん
マシュマロちゃんさんの回答
チョコマロありがとうございます。 キャラクター造形には、 1. 価値観の明確化 2. 関係性の明確化 の2つの方向性があると思っています。 1が得意な人もいれば、2が得意な人もいれば、バランス型もいます。 あなたは関係性を重視するタイプなんだと思います。そのため「キャラクター同士に会話をさせたとき」こそ、キャラクターが輝き始める瞬間なんじゃないでしょうか。 一方で友人は価値観を重視するタイプなんだと思います。ですから「キャラクターを特定のシチュエーションに置いたとき」こそ、キャラクターが輝き始めると感じているんじゃないでしょうか。 これらはタイプの違いでしかないので、無理に価値観タイプに合わせる必要もないかと思います。関係性からキャラクターを描けるのも、強力な武器です。 ただし、2つの攻めどころは両立できます。そのため、関係性重視のスタイルを維持したまま価値観タイプのやり方も一部取り入れ、キャラクターをもっと輝かせることも可能かもしれません。 もし二次創作ならばキャラクターの価値観ごと変えてしまうことは難しくなりますが、明確化することでキャラクターの強度を高めることはオリジナルでも二次創作でも等しく有効です。 たとえばドラゴンボールのベジータで考えてみます。どういう切り口で明確化するかは作品次第ですが、ここでは「『自分が一番であるべき』という価値観だ」と定義してみましょう。このように価値観を明確化すると、シチュエーションごとに欲求と行動が導けます。 「運動会の大縄飛び」というシチュエーションだとしたら、 縄を跳んでいるうちに無駄に自分が一番高く跳びたくなる(欲求)→どんどん高く跳ぶようになる(行動)→まさかの頭で縄に引っかかり、ベジータのせいでチームが負ける みたいな「それっぽい」流れが導けたりします。価値観が欲求を作り、欲求が行動を決めるからです。それほど複雑な手法じゃなくただの連想ゲームなので、これも慣れれば会話と同じように無限に生成できるようになるかと思います。 ただ繰り返しますが、これはタイプの違いでしかありません。キャラクターをうまく描けなくて困っている人ならどちらも訓練したほうが良さそうなので、そのうち両方noteに書きます。ですがどちらか一方のスタイルを既にマスターしているなら、もう一方のやり方なんて気にせず、まずはそのスタイルを伸ばしまくるほうがいいような気もします。
マシュマロちゃん
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