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マシュマロちゃん
マシュマロちゃんさんの回答
これは多くの創作者に知ってもらいたいのですが、神作者になるためには「3つの壁」を越える必要があります。 ①自意識の壁 ②技術の壁 ③純化の壁 マシュマロは「一時の慰めより必殺の武器を」というスタンスなので、今回は「3つの壁」を説明して神作者予備軍が神作者に化ける手助けをしたいと思います。創作を戦場にたとえるなら、マシュマロは従軍医師ではなく、戦う人を勝たせる武器商人なのです。 この文章だけでも多くの人にとって読み物として成立するよう、まずは前回のおさらいから始めましょう。 まずこんなメッセージが届きました。 —————————— マシュマロちゃん、半ば愚痴ですが聞いてください。 去年から二次創作で小説を書いています。実はウン年前から小説自体は書いていたのですがブランクがあり、またこれまではほぼ壁打ちだったのですが、今のジャンルに来て他の作家の方や読者の方と交流するようになり、生まれて初めて同人誌を出したりもしました。 とても楽しいのですが、どうも自分のことが認められていない、もしくはこのコミュニティで嫌われているのではないかという気持ちがずっと拭えず、度々落ち込んでしまいます。 認められていないと感じるのは、やはり反応数です。同じジャンルの他の小説作家さんと比べて反応が少ないとひどく落ち込んでしまいます。 というのも、私は自分の小説が好きで、それなりに自信を持ってしまっているのです。正直に言えば、自分よりふぁぼられている作家さんの作品と比べて、自分の作品のどこが劣るのか、自分では判断がつきません。 仲良くしてくれてる作家さんが1時間で15ふぁぼつくのに、自分は2ふぁぼだったりするともう本当に居た堪れません。 この気持ちがさらに落ち込むと、「作品の良し悪し以前に、私が嫌われてるのではないか…」と思えてきます。マシュマロちゃんも、反応は読者とのコミュニケーションだとよく仰ってるので、なにか読者に嫌われることをしたのだろうかと。しかし、身に覚えがないのです。褒めてほしい気持ちを素直に言ったほうがいいかなと思ってツイートしたのが悪かったのか…など悶々としてしまいます。 実際の文章をお見せできないので無茶な相談ですが、私は何を改善すればいいのでしょう。 文章のレベルなのか、Twitterでのコミュニケーションなのか、それともマインドセットなのか。 おそらくマインドセットなのでしょうが(そう思いたいだけでしょうか)、そこの変え方が一番難しいです。 —————————— そしてマシュマロちゃんはこんな回答をしました。 —————————— 仲良くしてもらえているわけですから、あなたは好かれていると思います。 たぶん作品があんまり面白くないだけだと思います。 そもそも自他の作品の比較もまるでできないなら、何年書いてようが、さっき書き始めた人と大差ないと思います。 ではなぜ自信があるのかというと、それは残念なお知らせですが、「能力の低い人ほど根拠なく自信を持ってしまう」というダニング=クルーガー効果によるものだと思います。 でもいいお知らせもあります。 実は「根拠のない自信を持つ人ほど大きく成長する」という研究結果もあるのです。 それはつまり、あなたのようなダニング=クルーガー効果が強く出た人ほど神作者になりやすいということを、ちょっとだけ示唆しています。 とはいえ、素質があろうと磨かないと伸びません。 書いて書いて書きまくりましょう。 通算100万字くらい書いたらまたマシュマロください。 たぶん見える世界が変わっています。 伸び代にわくわくしますね。 —————————— こんな流れでもらったのがこのメッセージです。 でもすみません、「面白くないだけ」では説明が足りませんね。バズ狙いのためにシンプルに書きすぎました。 (これは余談ですが、ドライなAI風の身も蓋もないリード文でバズらせる手法もマンネリ化してきましたね。マシュマロちゃんはマシュマロ活動において技術の壁を越えられていませんし、やり切ることに躊躇しているので純化の壁も越えられていませんね……) さて、「つまんないのか、なら仕方ねぇや!」とのことですが、まず根本の話として「面白くない=つまらない」ではありません。 「面白くない」というのは、自分の「面白い」を他人にも「面白い」と思わせられなかったというだけです。決して自分の「面白い」が否定されたわけじゃありませんし、人格が否定されているわけでもありません。自分が「面白い」と感じた事実は揺るぎないものであり、「面白い」を表現したのなら誰が何と言おうとそれは「面白い」です。 では他人にも「面白い」と思わせるためにどうすればいいかというと、環境を変えないなら自らを成長させるしかないでしょう。しかし創作において成長を目指すと、困ったことに「3つの壁」に道を阻まれます。 これからする「3つの壁」の説明は、知ったところで作品を面白くするものじゃありません。でもこれはいわば戦場マップおよび敵の位置を示すレーダーです。マシュマロちゃんの知る限りでは最も強い武器の一つですので、どうかこれをお役立てください。 ①自意識の壁 これは他人にどう思われるかが気になってしまい行動に制限がかかってしまうという壁です。創作にかかわらず何かを表現する際に、まず立ちはだかる壁です。多くの人がこの壁を越えられず、成長ではなくただ憧れだけを抱くこと選択してしまいます。 自分を客観視することは重要ですが、成長のための合理的な行動すら制限されているようなら、まるで客観視できていない状態です。自分の中にいる架空の他人の声に振り回されているので、極めて主観的な世界に閉じこもっていると言えるでしょう。他人が客観的に見たら、「いいからやれよ」の一言で終わります。 客観的に見ればくだらない壁ですが、これは手強い壁です。1度越えたとしてもなくならず、行動するたびに越える必要があるのです。しかもこの壁を越えないと試行錯誤ができないため、どんなに才能があっても成長できなくなります。恐ろしい壁です。 あなたは他人のことが気になってしまっているので、この壁が高めに出現するタイプかもしれません。ですがよじ登る力も強いようで、何度も越えているように見受けられます。楽じゃないでしょうが、この壁については今後もまぁ大丈夫でしょう。 ②技術の壁 これは技術が足りなくてうまく表現できないという壁です。単純にスキルの問題です。自意識の壁を越えられる人でも、経験を積まないとこの壁は越えられません。 あなたには文章力があるので、ここを越える力はありそうです。もう文章の面構えが違うんですよね。一文を短く整理しつつ、接続詞をあまり使わずに綺麗に文を接続できているんですよね。歯を食いしばって推敲を繰り返した経験がないと、なかなかこうはなりません。パッと見でマッチョです。 しかし自他の技術的な比較もできないということなら、壁を越えるための筋力があっても、越えるコツを掴んでいないのかもしれません。そのせいで力はあるのに初心者と一緒に壁の前で立ち往生しているのだと思います。 おそらく自分の「面白い」を文章にする力はあります。でも他人に「面白い」と思わせることまでしっかり狙って書けていないのではないでしょうか? 射撃で言えば、狙った方向に撃てる技術があるのにちゃんと的を狙っていない状態です。 「この文章で表現する面白さは何か?」「どういう人に面白いと思わせるか?」と常に考えて書いてください。既に文章力はあるので、100万字を超えてくるころには相当な手練れになっていることでしょう。 ③純化の壁 表現の純度が低くて誰の心も動かせないという壁です。これはめちゃくちゃ高い壁で、経験を積んだ人も多くがこの壁の前で立ち往生します。しかしこの壁を越えられるかが面白いものを作れるかを決めると言っても過言ではありません。 あなたはおそらくここが全然越えられていないんだと思います。 人の好みは千差万別なので、自分が感じた「面白い」について、他人は自分ほど感受性が高くないものです。自分が感じた「面白い」に対しては、自分が世界一高い感受性を持っていると思ってください。だから正確に伝えることができても、自分と同じように心を動かすとは限らないのです。 たとえば「激辛だぜ!」と思っていても、他人からしたら「いま味したかな?」レベルなんていうのはよくあることです。自分が感じ、そして表現する「面白い」の純度を高める必要があるのです。「これ刺すような辛みっていうか、針で舌の先を直接刺してるけどいいのかな?」なんてくらいで他人には「ピリ辛かな〜」という具合です。 表現を純化させていくには、まずは自分の感じた「面白い」が何なのかを見つめ、言語化していくしかありません。一言で言えるくらいにシンプルな形になれば言語化できていると思っていいでしょう。 次に、「○○(自分が思う面白いもの)を表現するための存在」に自分がなりきることです。技術の壁を越えているなら、自分がどれだけ純化された存在になりきれるかが、どれだけ純化された表現ができるかを決めます。 ただ、「面白い」は千差万別なので、こればっかりはマシュマロちゃんが手助けすることは難しいです。あなたが普段何を「面白い」と感じ、何を「面白い」と思って表現するのか、自ら観察し続けるしかありません。徹底的に観察して純化の壁を越えましょう。 ④まだ見ぬ景色 「3つの壁」について説明しましたが、これはマシュマロちゃんだけが知る情報ではありません。こういった概念で説明している人は多くないかもしれませんが、多くの創作者は似たような成長の段階をたどります。そのため、創作者の成長を描いた作品の多くが「3つの壁」の具体的事例になっています。 純化の壁の向こうには何があるのかというと、おそらくまた壁があります。ですが、純化の壁の先はマシュマロちゃんには難しくてよくわかりません。だからマシュマロちゃんが持っている戦場マップには、純化の壁より先が書かれていません。そこから先は手助けできないのです。 だから純化の壁を越えて、マシュマロちゃんにその先の景色を見せてください。次の壁について、みんなに教えてください。その壁のまた向こうの景色も見せてください。 そんな風に壁の向こうのまだ見ぬ景色を見せてくれる人こそが、マシュマロちゃんの思う神作者ですから。
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