マシュマロちゃん
マシュマロちゃんさんの回答
三人称一元視点でも一人称でも、アクションに滲み出ている部分だけを書くなら視点人物以外の心理を表現してOKです。 たとえば「手が震えている」みたいなアクションは視点人物が視認した客観的な情報です。 それを書くぶんには問題ありません。 この例は露骨ですが、視点人物が「知り得ない」心理を、「知り得る」アクションに落とし込めば、知り得ない心理も表現できます。 たとえば文脈がうまく作られていれば、「おもむろに後ろで手を組んだ」という一文で読者に「動揺を隠したかったんだな」と感じさせつつ、視点人物には何も気付かせないなんていうのも可能です。 この「視点人物が『知り得ない』心理を、『知り得る』アクションに」というのは簡単じゃありませんが、腕の見せどころですね。 そして優れた娯楽作品というのはこういうのが無数にちりばめられているんです。 受け手が明確に気付くものなんてごくわずかですが、それでもなんとなくの雰囲気は感じてもらえるので、そのちりばめ作業が作品を豊かにします。 なので読者に伝わらないことを恐れず書いていきましょう。 ハズシの描写に関しては、既にやってるみたいですしやっぱり向いてますね。 それもどんどんやってきましょう。
マシュマロちゃん
匿名でマシュマロちゃんさんに
メッセージをおくる

マシュマロちゃんさんの過去の回答