立川の王子様③
「えりなちゃん、なんか震えてへん?」
「そういうさちよ、お前も」
「…あ」
「俺もだけど…」
「何としても勝て、 オタク! 俺たちはここで終わるわけにはいかない!」
「好きぴ…あと10公演はいける!」
「フーン俺あと20公演はいけるよ」
「減らず口を…!」
「おい好きぴ、相手がリポDを飲み始めたぜ。あの時の俺と同じだ。さあ、どうする好きぴ?」
お前の重すぎる態度はドン引くほどだぜ しかしオタク心を動かすその挙動は何だ
オタク人生を考えさせる人気ゆえの厳しさ そのずば抜けた人気に人は交換に手こずる 照れくさいほどの呼び名が似合う お前はまさしく立川の王子様
ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・タチカワ
「うおおーっ!すげえ、 高橋止まんねぇ〜!」
「リョーヤ君すごい!」
「そうか高橋のやつずっと路上で、 みんなの公演見てて、うっぷんが溜まってたんだな」
「いつも以上にテンションが上がってレス出来るのもうなずける。」
「そして、あの夏単を目の前で見たんだ。」
「いや、アレが本来の彼のベストテンションなのかもしれない」
「ねえ、あと100公演やる?」
ベスト・テンションベストコンディションユー アー・ザ・ベスト ユー・アー・ザ・プリンス・オブ・タチカワ