絵を描いている人に、もしくは、絵を見るのが好きな人に伺いたいことがあります。
最近、絵を描く人間にとって、絵を描くこと自体が幸せであると思うことが美徳とされて、絵を描いて評価を得たいと思うことは不徳とされていますと感じます。
そこで思うのですが、なぜダメなんでしょうか。
自分は絵を描くことは歌を歌うのと変わりがないと思います。
例えば、
歌を歌うことが好きでそれを理由に
街角で歌い「街行く人に振り向いてもらいたい」、もしくはSNSにあげて「歌を聞いてもらいたい」、そしてそれらを「拡散してほしい」と奮闘する姿は、
絵を描く人間が絵を描くのが好きで、それを多くの人に見てもらいたい、だからSNSにあげて「多くの人に見てもらいたい」、そしてそれらを「拡散してほしい」と奮闘する姿と変わらないと思います。
どちらも自分の好きなことをして周りに認めてもらいたいという事には変わりないと思います。
街角で歌っている人に対して、「人に認めてもらおうとするなんて、強欲だ。好きなら評価を欲しがらず一人でしておけ」と言う人はいないでしょう。
なのに、なぜsnsで絵を描いてる人に対して「人に認めてもらおうなんて、強欲だ。好きなら評価を欲しがらず一人でしておけ」と言えるのでしょうか。
不思議で仕方ありません。
(確かに街角とSNSは違います。しかし、snsで比較しても同じだと思います。)
なぜでしょうか。歌と絵とでは何か優劣の差があるのでしょうか。「歌うと聞く」「描くと見る」とは何か違うのでしょうか。
さて、最初の話に戻りますが、
それではなぜ、「絵を描くこと」そして、「絵を描くことを通して評価を得ようとすること」はなぜ「不徳だ」と言われないといけないのでしょうか。
教えて欲しいです。